工学部・工学研究科シラバス

計算機ハードウェア及び演習(3.0 単位)

講義番号770
科目区分専門基礎科目
授業形態講義及び演習
対象履修コース 情報工学
開講時期1 2年後期
必修/選択 必修
担当教員 本田 晋也 准教授  松原 豊 助教 

•本講座の目的およびねらい
本講義および演習では,計算機システムのハードウェア構成の基礎的な概念について学ぶ。機械語とアセンブリ言語に関する基本的事項を学び,演習を通じてそれらによるプログラム作成能力を身につける。また,計算機システム内での数と文字の表現方法について学び,算術論理演算の方式について理解する。さらに,計算機システムの性能の定義と測定手法について理解し,プロセッサ性能を決定する要因について理解する。

•バックグラウンドとなる科目
論理回路及び演習,プログラミング及び演習

•授業内容
1.コンピュータの抽象化とテクノロジ
2.命令 : コンピュータの言葉
・レジスタ,メモリ,アドレッシングモード
・演算命令,論理演算,データ転送命令,分岐命令
・命令の表現
・手続きのサポート
・プログラムの翻訳と起動
3.コンピュータにおける算術演算
・符号付き数の表現
・算術演算(加算,減算,乗算,除算)
・浮動小数点演算
4.計算機システムの性能評価(演習を含む)
・性能の定義と測定
・プロセッサ性能の要因
・性能の評価とベンチマークプログラム

•教科書
「コンピュータの構成と設計(上) 第5版」,David A. Patterson,John L.Henessy 著,成田光彰 訳,日経BP社.

•参考書
「コンピュータの構成と設計(下) 第5版」,David A. Patterson,John L.Henessy 著,成田光彰 訳,日経BP社.

•評価方法と基準
期末試験70%,演習のレポート30%で評価し,100点満点で60点以上を合格とする。

•履修条件・注意事項

•質問への対応
講義時間内および講義終了時に対応する。
その他の場合は,以下に連絡すること。
担当教員連絡先 内線:5888,Email:honda@ertl.jp

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