工学部・工学研究科シラバス

計算機アーキテクチャ(2.0 単位)

講義番号777
科目区分専門科目
授業形態講義
対象履修コース 情報工学
開講時期1 3年前期
必修/選択 必修
担当教員 片桐 孝洋 教授 

•本講座の目的およびねらい
本講義では、計算機の基本的な構成要素であるプロセッサ、メモリ、および、入出力装置について、動作原理、回路構成、制御方法、および、高速化手法を学習する。講義を通じて、計算機の内部で機械命令がどのように実行されているかを理解し、計算機を設計する基礎能力を習得することを目標とする。

•バックグラウンドとなる科目
計算機ハードウェア及び演習 論理回路及び演習

•授業内容
1. 命令セットアーキテクチャ
2. パイプライン処理
3. パイプラインハザード
4. スーパースカラとVLIW
5. キャッシュメモリ
6. 仮想記憶
7. 入出力装置
8. 並列プロセッサ
9. 新しいアーキテクチャ

•教科書
デイビッド・A・パターソン、ジョン・L・ヘネシー(成田光彰訳):「コンピュータの構成と設計 第5版 上下」日経BP社

•参考書
ジョン・L・ヘネシー、デイビッド・A・パターソン著(中條拓伯、天野英晴、鈴木貢監修、 吉瀬謙二、佐藤寿倫翻訳):「ヘネシー&パターソン コンピュータアーキテクチャ 定量的アプローチ 第5版」翔泳社

岩下武史、高橋大介、片桐孝洋著:「スパコンを知る: その基礎から最新の動向まで」東京大学出版会

•評価方法と基準
期末試験および各講義時に課すレポート60点以上を合格とする。

•履修条件・注意事項

•質問への対応

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