信号処理(2.0 単位) | ||
講義番号 | : | 778 |
科目区分 | : | 専門科目 |
授業形態 | : | 講義 |
対象履修コース | : | 情報工学 |
開講時期1 | : | 2年後期 |
必修/選択 | : | 選択 |
担当教員 | : | 戸田 智基 教授 |
本講座の目的およびねらい |
信号の計測・解析,オーディオ機器,音声処理,画像処理,通信などにおいて,信号処理は広く応用されている.本講義では,音声などの時間とともに変動する信号(時系列信号)処理の基本理論と,その適用を学び,ディジタルフィルタの設計法および時系列信号の解析法について学習する. |
バックグラウンドとなる科目 |
解析,線形代数,数学1及び演習,線形回路論及び演習, |
授業内容 |
1. はじめに:信号処理の概要 2. 連続時間信号の変換:フーリエ級数展開,フーリエ変換・逆変換,ラプラス変換・逆変換, 3. 信号のディジタル化:標本化,量子化,標本化定理 4. ディジタル信号の変換:離散フーリエ変換・逆変換,z変換と逆z変換 5.離散時間システム:システム関数,周波数特性,FIR, IIR,ディジタルフィルタ設計 6. 時系列信号解析:線形予測法,ケプストラム法 |
教科書 |
なし(プリントを使用) |
参考書 |
ディジタル信号処理上下(伊達 玄訳 (A.V. Oppenheim and R.W. Schafer),コロナ社) ディジタル信号処理(辻井 重男,鎌田 一雄,昭晃堂) 信号処理(酒井 英昭 編著,オーム社) |
評価方法と基準 |
毎回の講義にて与える演習課題(40%)と定期試験(60%)で評価し,100点満点中60点以上を合格とする. |
履修条件・注意事項 |
質問への対応 |
戸田へ電話あるいはe-mailで質問 (Tel: 052-789-4346, e-mail: tomoki@is.nagoya-u.ac.jp) |