氏名: 広田 和也 (089731492)

論文題目: k回読みl変数順序ブロック化分岐プログラムの計算能力


論文概要

分岐プログラムは、多くの論理関数を効率良く表現できるため、論理回路の計算機援用設計において広く利用されている。分岐プログラムの計算能力を研究することは、理論計算機科学において重要な問題の1つである。本論文では、k(k≧ 2)回読みの分岐プログラムにより、入力数の多項式サイズで表現できる論理関数のクラスについて議論する。以前から研究されてきたk回読みブロック化分岐プログラムが持つ制約に新たに変数順序に関するパラメータを加えることにより、k回読みl変数順序ブロック化分岐プログラムを定義し、分岐プログラムの制約条件と計算能力の関係をより詳細に解析した。


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提出時刻:2001/02/09 13:21:09