プログラムの移植性を高めるためにAutoconfが広く使われている。Autoconfはシステムに備わっている機能を調査し、調査結果をマクロ定義する。作成したプログラムではマクロ定義を用いて環境の状態に対応し、代替関数を用意する方法により移植性の向上をはかる。
このとき移植性の高いプログラムを作るためには代替関数の存在やヘッダファイルに関する知識が必要でありプログラマの負担となっている。
本論文では既存のソフトウェアから #if〜#endif部を移植性に関するプログラミングの方法として抽出することを考える。
これを集めてノウハウベースとしプログラミングの際プログラマの助けとなるような情報を出力するツールを作成する。