氏名: 大河内俊雄 (l0571616)

論文題目: 幾何形状モデリングにおける境界問題に関する研究


論文概要

本研究では、幾何形状モデリングにおいて物体の境界における問題をいくつか提起し 、それぞれの問題に対する解決策を提案した。ここでは、半空間をプリミティブとす るCSG(Constructive solid geometry:基本形状の集合演算によって形状を構成 していく幾何形状モデリング)を例にとる。従来の手法では、光線追跡をするにあた って視線と物体との交点を見つける1手法として空間をI(内部)、B(境界)、O( 外部)とする3値論理演算があった。しかしこの手法では2つの物体が同じ平面で接 しているときに偽境界が残るという問題点があった。本研究では主にこの問題につい て研究し、その解決策のひとつとして4値論理演算を提案し、その有効性を確認した。
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