氏名: 永井 正昭 (L0461652)

論文題目: 位置計測とデータ通信を同時に行う人工衛星ドッキングシステムに関する研究


論文概要

 本研究は、電波の利用の制限される環境でも利用することのできる 「光」を用いて、位置計測とデータ通信を同時に行う人工衛星ドッキング システムの開発を目的としている。
 撮像素子で撮影した発光素子の「画像」から三角法を用いて位置計測を行い、 それと同時に発光素子の点滅によりデータ通信を行う。このシステムを人工衛 星のランデブードッキングに応用すれば、衛星の位置データとその他の物理量 データ(速度、加速度など)を同時に利用することができ、迅速で精度の高い ドッキングが可能になると考えられる。
 本論文では、人工衛星に見立てた小型移動ロボットに、本システムを 搭載した実験装置を構築し、このシステムの有効性を評価した。


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asakura@nuie.nagoya-u.ac.jp